「ラブライブ!サンシャイン!!」のアニメ1期は結局何だったの?
2期を約1か月後に控えた今、1期の物語って結局なんだったの? っていうのを自分なりにまとめてみようと思います。
(※個人的な解釈が多く含まれます)
µ’s依存からの脱却
一言で表すとこれに尽きるんじゃないかと
サンシャイン!!の時代ってµ’sやA-RISEが伝説を残し、スクールアイドルという地位を確立させた後の時代なんですよ
だからその時代でスクールアイドルになりたいと思っている(もしくは既に活動をしている)少女っていうのは、ほぼ全員が多かれ少なかれµ’sたちの影響を受けていたと考えられる
Aqoursのリーダー高海千歌も憧れを持った少女の1人でした。彼女も最初は「µ’sみたいに輝きたい」と、µ’sに影響を受けた典型的な少女でした。(統廃合の可能性が浮上した時に喜んだのは、「µ’sが廃校を阻止するため生まれた」のを知っていたからでしょうね)
そんな彼女がリーダーを務めるAqours(6人)が東京のライブに参加しました
披露したのは「夢で夜空を照らしたい」
6話で披露した時には、スカイランタンの演出と相まって凄く印象的でした
にも関わらず観客からの投票は0、誰もAqoursに投票しなかったのです。
東京でAqoursのパフォーマンスが受け入れられなかったのって、「夢で夜空を照らしたい」が沼津だからこそ真価を発揮する曲だった説と、Aqoursのパフォーマンスが「よくあるコンセプトがµ’sのグループ」としか評価されなかった説の両方で見れるよね ってお話
— 陽詩UCC (@mayoicat_jinrou) 2017年8月27日
0を突きつけられショックを受けているAqoursに更に追い討ちをかけるある2人組がいました。
そうです。皆さんご存知のSaintSnowです(ダンスなう)
余談ですが、SaintSnowっていうユニット名絶対「スノハレ」の影響を受けてますよね
そんなSaintSnow(以下聖雪)に言われました。
「µ’sのようにラブライブを目指しているのなら諦めたほうがいいかもしれない」
「ラブライブは遊びじゃない」
...結構バッサリ言いますねあの姉妹
これ、放送された当時はめっちゃ叩かれてたんですよね。でも今思うと、µ’sのように=µ’sと同じことをしてもラブライブ優勝は出来ないよって解釈になるんですよ
µ’sを見てスクールアイドルになった少女が多いので、必然的にコンセプトがµ’sと丸かぶりなユニットが量産されたんでしょうね。
だから、同じことしても勝てないよと
Aqoursのµ’s依存からの脱却って多分ここが原点なんじゃないかな?
聖雪については改めて記事にするつもりだけど、とりあえずTwitterの引用から
ラブライブで優勝すればµ’sやA-RISEみたいになれるか っていう問いに対して、「それはわからないが、少なくとも彼女らと同じ目線に立たないと、彼女らが何を感じたのかわからない」って言ったSaintSnowが好きなんだけど、多分誰にも理解してもらえないから辛い
— 陽詩UCC (@mayoicat_jinrou) 2017年8月27日
ショックを受けつつ沼津に帰ったAqoursちゃん達
個人的に8話の後半が凄く好きなんですよね。
特に伊波さんの表現力が光るあの海でのシーンとかね
千歌ちゃんが本音をぶつけられる相手が曜ちゃんじゃなくて梨子ちゃんっていうのは、ようちか推しにはキツイものがありましたが...
梨子ちゃんの0から100は無理でも、もしかしたら1にすることは出来るかも
完全にStep! ZERO to ONEですどうもありがとうございます
いい感じにまとまったところ申し訳ないですが
9話「すれ違いはハグで解決」
10話「水着回に見せかけたちかりこ回」
11話「桜内東京さ行ぐだ」
は今回のネタ的に飛ばします(許せカナン)
12話で9人になったAqoursはもう1度東京に行きます
会いたい人がいるというので神田明神に行きます
おっ 神田明神?もしかしてあのµ’sの...
希ちゃんだと思った?残念!Saint Snowでした(デデン)
ってわけで2回目の登場です。北海道からわざわざ?東京まで来てくれるって実は優しいんじゃないか
てかあんたらUTXでお茶会出来るのかよ
聖雪との会話は省くとして、彼女らってラブライブで勝つことが目標になっちゃってるんですよね
この辺も最終回のAqoursの選択との比較対象です
なんやかんやあって帰りの電車へ
この子らµ’sの聖地巡礼しにきただけなんじゃないだろうか
「ねえ! 海見に行かない?」
高海千歌さんいきまり途中下車、海を見に行きます(地元の海の方が綺麗なのは内緒な)
この海見覚えがある方が多いと思います
そうです、µ’sが終わりを告げた場所ですね
「私ね、わかった気がする、µ’sの何が凄かったか」
「追いかけちゃダメなんだよ。µ’sもラブライブも輝きも」
「µ’sの凄いところって...きっと何も無い場所を思いっきり走ったことだと思う」
「自由に!真っ直ぐに!だから飛べたんだ!」
「µ’sみたいに輝くってことは、µ’sの背中を追いかけることじゃない」
「自由に走るってことなんじゃないかな?」
「私は...0を1にしたい! あの時のままで終わりたくない」
ゼロからイチへ
今、全力で輝こう!
Aqours....
サンシャイン!!
ここでµ’s依存からの脱却ですね
µ’sがおしまいにした場所でAqoursの始まりを決意する
「始まりを終わりを繰り返して」
すっごくラブライブ!っぽくて大好きなシーンです
ここまで来て、やっとサンシャイン制作チーム何をやりたかったのかわかった気がしました
「Dear穂乃果さん。 私は私の景色を見つけます。あなたの背中ではなく、自分だけの景色を探して走ります。みんなと一緒に!」
これが聖雪の「µ’sらA-RISEがみた景色と同じがみたい」の対比になるんですね
「受け取ったよ、次の夢を」
さて、13話です
正直1期でAqoursとしてのストーリーって13話だけなんですよね
12話でスタートラインに立って、13話で一歩踏み出したんですよ
最初に提出した人数でしか歌えないなら先に言ってよね桜内さん
...いやまあ千歌ちゃんがあんなにみんなでやろうとしてるなら止められませんよね
5分でわかるラブライブ!サンシャイン!!
(おい これ見た方が早いとか言うなよ ここまで読んで)
「憧れ抱きしめて次へ進むんだ、僕達だけの新世界がある、We Say ヨーソロー!!」
Aqoursは勝負よりも0を1にすることを選びました。
上の方で言ってた聖雪との対比ですね
No.1よりもOnly oneを目指して(某ジャニーズのユニットの曲みたい)
君のこころは...
輝いてるかい?
後半は完全にアニメのまとめになってしまいましたが、Aqoursがいかにµ’s依存から脱却していったかをなんとなくでも理解していただければ と思います。
追いかけることを辞める≠リスペクトを捨てる
だと思っています。
むしろ、リスペクトしてるからこそ同じ道は進まない!自分たちだけが見れる世界が見たい!!
なんだと思います。
(...アニメ1期の後にHPTの歌詞を持ってきた畑亜貴はやはり天才か...。)
拙い文ですがここまで読んでいただきありがとうございます。
最後になりますが、これからもラブライブ!サンシャイン!!、Aqoursの活動を盛り上げていきましょう!!
陽詩